車種一覧

1950−1960年代

この頃スペインでは、内戦から復興しつつあり、自動車産業を含めて重工業界が成長へ歩み始め、セアトの競合企業としてFASA・ルノー(ルノーの関連拠点)、バレイロス(後のクライスラー・エスパーニャ)などがあった。

1970年代

スペインはフランコ総統の死去と王政復古という時代の転換点に立つ一方で高度経済成長を謳歌し、セアトも競合他社(特に1976年からフィエスタを自国生産したフォード)から首位の座を守るべく、次々に新型車を投入した。但し、エンジンはフィアットと全て同一ではなく、何種類かの現地生産エンジンの組み合わせで各車に搭載された。また、1975年には英国ブリティッシュ・レイランド(BL)と提携していたナバラ州のメーカー、アウスィ(Authi)社を、BL撤収と共に吸収合併。同社の生産拠点は、後にフォルクスワーゲンが所得する。

1980年代

1990年代

1992年のバルセロナオリンピックとセビリャ万国博覧会でスペインが国際的に先進国として認知された。セアトはフォルクスワーゲンの協力下で全ヨーロッパ、中南米、アジア諸国等に輸出された。

2000年代

アルテアセアトは当時のフォルクスワーゲングループ社長、フェルディナント・ピエヒの「アルファ・ロメオをライバルとする」戦略の元、スポーティブランドとして位置づけし直され、新しいCIを導入し、より躍動的かつ優雅なイメージを追求しているとしている。"auto emoción"(感動のクルマ)が標語。